発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2022.01.09

    支援は上下関係?

    障がい者として支援を受ける方が苦労することのひとつに「障がい者を演じなければならない」ということがあるそうです。当事者研究の熊谷さんなんかも時々言われています。 どういうことかというと,自分を支援して...

  • 2021.07.31

    響き合う心身と響き合いにくい心身(3)

    前回は「他者感情理解」というのが、響き合う心身の仕組みを生まれながらに持った人同士が、一方の人の感情表出を刺激として同じような感情状態になり、その状態をベースにその感情が引き起こされた原因として相手を...

  • 2021.07.29

    響き合う心身と響き合いにくい心身(1)

    人はなぜ他者の気持ちを理解できるのでしょうか?逆に言えばなぜ理解できないことがあるのでしょうか? これは哲学的にもずっと大きな問題になってきたことでしょう。だって私の気持ちは私の気持ちで、他の人は直接...

  • 2021.07.08

    自死を考えるほど人の気持ちを考える自閉症児

    第一回、第二回の逆SSTで大内さんが提供してくれた課題などからもかなりはっきり見えてきたこととして、自閉系の人の少なくとも一部分は、ものすごく人の評価を気にしたり、人の気持ちを考えようとして、逆に定型...

  • 2021.06.29

    クレーン現象の意味:コミュニケーションの自閉的発達の観点から

    クレーン現象というのは、自閉的な子どもでしばしばみられる独特の振る舞い方として有名なものの一つです。たとえばうまく開けられない箱があった時、大人の手をつかんでその箱にポンと置く、といった形で箱が開くの...

  • 2021.05.12

    図で見る自閉=定型間のディスコミュニケーション

    前回、定形と自閉系で話がかみ合わない理由https://hatsuken.or.jp/labo/blog/detail/10872/について、社会で主に通用している言葉は定型の感じ方や考え方によりフィ...

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