発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2021.09.01

    発達障がい当事者の高校生が開発した支援システム「Focus on」

     立命館大学の共同研究者が書いた本の書評を頼まれて「立命館 アジア・日本研究 学術年報」に書いたのですが、たまたま私の書評の隣に森本陽加里さんという、当事者の大学生が書いた、宮口幸治著『ケーキの切れな...

  • 2021.08.01

    二つのつながり方:ネットワークとヒエラルヒー

    障がいと支援という問題を考えたとき、単純に言うと二つの視点があります。ひとつは「健常(定型)」を「正常な在り方」と考えて、それから外れた人を「障がい」と考え、障がいの人を如何にして正常に近づけていくか...

  • 2021.07.19

    療育支援=居場所という宝物の提供

    昨日緘黙のことについて書いたことからも改めて思ったのですが、だれにとっても居場所ってやっぱり大事ですね。自分が安心できる場所。自分が無理せずに自分でいられる場所。 裏返して言うと、危険を避けられる場所...

  • 2021.07.08

    自死を考えるほど人の気持ちを考える自閉症児

    第一回、第二回の逆SSTで大内さんが提供してくれた課題などからもかなりはっきり見えてきたこととして、自閉系の人の少なくとも一部分は、ものすごく人の評価を気にしたり、人の気持ちを考えようとして、逆に定型...

  • 2021.06.29

    クレーン現象の意味:コミュニケーションの自閉的発達の観点から

    クレーン現象というのは、自閉的な子どもでしばしばみられる独特の振る舞い方として有名なものの一つです。たとえばうまく開けられない箱があった時、大人の手をつかんでその箱にポンと置く、といった形で箱が開くの...

  • 2021.06.21

    第二回逆SST:なんで当事者家族が正解を?

    第二回逆SSTが昨日行われ、またたくさんの方にご参加いただきました。(zoom定員をオーバーしてyoutubeでご覧いただけなかった方には改めて動画視聴のご案内を差し上げます) 今回回答者としてご登...

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