発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2021.07.31

    響き合う心身と響き合いにくい心身(3)

    前回は「他者感情理解」というのが、響き合う心身の仕組みを生まれながらに持った人同士が、一方の人の感情表出を刺激として同じような感情状態になり、その状態をベースにその感情が引き起こされた原因として相手を...

  • 2021.06.29

    クレーン現象の意味:コミュニケーションの自閉的発達の観点から

    クレーン現象というのは、自閉的な子どもでしばしばみられる独特の振る舞い方として有名なものの一つです。たとえばうまく開けられない箱があった時、大人の手をつかんでその箱にポンと置く、といった形で箱が開くの...

  • 2021.05.12

    図で見る自閉=定型間のディスコミュニケーション

    前回、定形と自閉系で話がかみ合わない理由https://hatsuken.or.jp/labo/blog/detail/10872/について、社会で主に通用している言葉は定型の感じ方や考え方によりフィ...

  • 2021.05.07

    定型と自閉系で話がかみ合わない理由

    第一回の逆SSTでもそのことが具体的に見えてきたかと思いますが、自閉系の人と、どうも話がかみ合わずに混乱することがよくあります。 通常はその理由は「自閉系の人が定型の言うことの意味を理解できないから」...

  • 2021.05.02

    理解されないことの悲劇

    「母親殺害事件の傍聴記録 「憎かったし愛していた」発達障害を抱えた親子の間に何が」という悲しい記事を読みました。以下はその記事に書かれたことが事実であると仮定しての内容です。   決して「発...

  • 2021.04.10

    自閉的な人も文脈を読む

    「自閉的な「嘘」を形成論的に考える」に大内雅登さんから頂いたコメント「大内さんからの応答:文脈理解の自閉的な展開」をヒントに、また少し話を進めてみたいと思います。 私の理解で大内さんのコメントのポイン...

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