発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2020.09.30

    R君の積み木(11)言葉を準備する自他関係の成長

    カナータイプの自閉症の成長過程を見てきた「R君の積み木」シリーズは昨年11月18日に10回目を書いてから気づいてみると10か月余りがたっていました。4歳1ヶ月になったR君を担当している石黒先生にその後...

  • 2019.11.18

    R君の積み木(10) 共有の仕方の特徴

    これで三回連続ですが、今の展開は私にとって自閉の子のコミュニケーションの発達を考える上でたいへん意味のあることに感じられるので、書いておきたいと思います。 前回、先生が積み木で家の形を作っち見せたら、...

  • 2019.11.15

    R君の積み木(9)大人の働きかけを組み込む

    R君の積み木遊びに新たな面白い展開が見えてきています。大人の人の関りを取り込んで遊び始めているのです。 最初はR君が何をやっているのかわからなくて、どうかかわっていいのか、どこでR君と遊びを共有できる...

  • 2019.11.13

    R君の積み木(8)意味の共有の話

     人の心というものを考えるときに、とても大雑把な言い方になりますが、「形」を見る視点と「意味」を見る視点があると思います。  「形」の方は「構造」とか「形式」とか「パターン」など、その心の持ち主も「主...

  • 2019.10.02

    R君の積み木(4)大人の関り

    R君の積み木(3)では、R君が作る積み木に列車と薪積み(積んでは崩れの繰り返し)の二つのテーマが並行し始めている様子を見ました。 ここで注目したいことのひとつは、そのような展開に「大人のかかわり」がど...

  • 2019.09.03

    R君の積み木(2)崩すことの意味

    R君がずっとひとり積み木を一列に並べているとき、定型発達者の感覚からすると、「意味のないことにこだわりを持ち、世界が拡がっていかない」と感じられます。 それでもっとその世界を拡げて、他の人と共有する力...

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