「 a hand マーク 」を ご存知ですか?
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5月のある日、ローカルニュースの特集コーナーで『a hand マーク』が紹介されました。
(番組はRNC西日本放送のYoutubeチャンネルからご覧になれます→「RNC news every.【たねをまこう】希望も…女子高生のマーク 2023/05/30放送」)
発達に課題のある女の子が、ご自身が倒れてしまったことをきっかけに「助けて」と当事者が声を上げるだけではなく、逆からのアプローチもあっていいはずと思うようになったそうなんです。つまり、周辺者が「(I’ll)give you a hand.(手伝うよ)」と表明する『a hand マーク』をつけるのです。
もちろん、そんなマークがなくてもお互いに支え合える世の中が理想なのでしょうが、その理想に近づくための第一歩だとも思えます。
当事者ではなく、周辺者が身につけるマーク。私はその視点がとてもユニークで、意味があるものだと感じました。
このマークは、6人の手が中央に向かって伸びているデザインになっています。
そして、その手の色も、見えている袖口の色も様々です。私には、そのデザインが多様性を表しているように見えました。
さまざまな個性を抱えているけれども、決してそっぽを向くわけではなく中心に向かって助け合いの手を伸ばしています。
著作権の関係でここに転用することを避けますが、ぜひとも下のリンクから明るいデザインのマークをご覧ください。
a hand マークについて:https://tantan.shopselect.net/
『ココトナ工作室』のInstagram:https://www.instagram.com/kokotonakousakusitu/
こうした取り組みは、それを付けている人が増えることと、それを付けている人に声をかけてもいいんだと思える人が増えることが必要になります。
「a hand マーク」を付けてみませんか?
(非常勤研究員・大内雅登)
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