発達支援交流サイト はつけんラボ

                 お問合せ   会員登録

はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2024.07.01

    「定型文化」と「自閉文化」

    図書新聞に「自閉症を語りなおす」の書評を書いてくださった髙木美歩さんと初めてお会いしていろいろお話して,とても刺激的で面白かったのでちょっと書いてみたくなりました。   髙木さん自身,ASD...

  • 2024.06.15

    傷つける悲しみ

    前回の「自閉と定型の『傷つけあい』」では、どちらかというと自閉の方の発言が往々にして定型を傷つけることがあるということについて書きました。 今回はそういう状況が自閉の方にとってはどう感じられているかと...

  • 2024.06.12

    自閉と定型の「傷つけあい」

    自閉系の方が「人を傷つけることを繰り返し言う」と言われることが良くあります。 多くの場合、それは「自閉の人は相手の感情を理解できないし、相手の立場に立って考えられないからそうなる」と「理解」されるのが...

  • 2024.06.05

    「社会モデル」から「対話モデル」へ

    障がいの理解と支援の考え方について、「医学モデル」から「社会モデル」への転換が進行していると言われるようになってきましたが、それとの関係で言うと、「当事者視点を踏まえた関係調整としての支援」という研究...

  • 2024.05.30

    障がいと物語: 意味の世界を重ね合う試み

    文科省の「学校卒業後における障害者の学びの支援推進事業」にも採択されているみんなの大学校での今年の授業は「障がいと物語」というタイトルで通年で行います。一昨日で第4回目の授業でした。  「文化理解の方...

  • 2024.05.25

    誰もが当事者:わたしごととしての障がい

    障がいに関して「当事者」というときは、大体障がい者自身のことを指すのが普通です。 このときの「当事者」という意味は、それ以前の障がい者への「ケア」が、ケアする側からの視点で行われ、ケアされる側は往々に...

RSS