発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2024.03.18

    自閉の子の絵に感じるもうひとつの世界

    先日、ある自閉症の女の子の絵画制作に関する支援をテーマに、事例研究会をやったのですが、彼女の絵を味わうことを通してその子の自閉的な特徴をもった世界にだいぶ近づけた気がしてとても面白かったです。 どん...

  • 2024.03.11

    発達心理学会で感じた変化

    先週は発達心理学会があり、久しぶりにフルに参加してきました。 日本の心理学関係では一番大きな学会の一つですが、今年の大会委員長は研究所の客員研究員の高橋登さん、特別講演はやはり客員研究員の麻生武さんと...

  • 2024.02.25

    落語の「間」と関係調整

    発達障がいもそうですが、いわゆる障がい者が苦労するのは、周りの人と「違う」からです。「違う」から理解されない。誤解される。だから「そうじゃない」と言ってもまたそれが理解されない。そして「あなたがおかし...

  • 2024.02.16

    支援のミソは「葛藤の調整」。向かう先は「幸福」。

    支援とは何か、というのは、結局シンプルなことなんだろうなと思います。   発達障がいを含めて、障がいが困難をもたらすのは「障がい者」の心身の状態が、周囲の状況とうまくかみ合わないからです。 ...

  • 2024.02.12

    定型は共感性に乏しいという話が共感される話

    一昨日、国立国語研究所主催(社会言語学会後援)のシンポ「日本社会におけるダイバーシティ研究の最前線:インクルーシブな社会の実現を目指して」に講師の一人としておよびいただいて、「ディスコミュニケーション...

  • 2024.01.30

    大事なのは「そうなる過程」

    この暮から正月にかけて、大内雅登さん、渡辺忠温さんと一緒に、「今の困ったこと」=「特性」という見方ではなくて、「今困っていることがどう形成されてきたのか」を考えることが大事なはず、ということを議論する...

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