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【対話でひらく発達支援】学習支援のあり方(総論)①

この記事を読むには3分ほどのお時間がかかります

大内 雅登(おおうち まさと)

*本記事は、S&D発達支援情報メルマガNo.1(2024年6月13日発行)から転載されたものです。

  • 厚労省は、『障害児通所支援の在り方に関する検討会』の資料の中で「一部のプログラムに特化した事業所が多く存在し、個々の子どもの状態等に対するアセスメントが十分ない中で、利用する事業所の得意とする支援に偏ってしまう(第2回資料)」問題点を指摘しました。

    「学習塾的な支援に偏っている事例や習い事のような支援については、塾やカルチャーセンターであるべきで、障害がない子どもは私費で通っている(第4回資料)」と意見が出たことに触れています。

    平たく言えば、発達支援というものは幅が広いものであり、学習などに限定するのであれば他のお子さんと同じように塾に行けばいいではないか、ということですね。

    これは読む人によってはとても心を痛める文面だろうと推察します。

    「うちの子の勉強の困りごとに対応してくれる塾なんかあるのか」というお声を聞くこともあります。

    この対応というのは、ときに情緒的な課題に対するものであったり、ときにコミュニケーションのズレに対するものであったりします。

    もちろん、集団指導に対する不安感なども対応が必要になる事柄かもしれません。

    場合によっては、学習支援も受けられず、また塾通いもできないお子さんが生み出されてしまうかもしれません。

    私は、学習支援の提供がこれまでとは異なってしまう可能性を考え、学習障がい者を対象としたオンライン家庭教師を始めました。

    この連載では私の私見や経験をお伝えしていこうと考えています。

    この連載が、そうしたお子さんの下支えの一助になれば幸いです。


     

  • 【執筆者紹介】大内 雅登(おおうち まさと)
    LD専門家庭教師Study&Dialog講師/Care-Media Labo主任研究員/(一財)発達支援研究所客員研究員。自身の経験と、支援現場での実践の双方から、対話を基盤とした支援のあり方を探求している。支援を「わかることから」ではなく、「ともに在ること」から捉え直す実践と言葉の発信を続けている。
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