【対話でひらく発達支援】学習支援のあり方(総論)②
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大内 雅登(おおうち まさと)
*本記事は、S&D発達支援情報メルマガNo.2(2024年6月27日発行)から転載されたものです。
学習障がいの定義は「知的な課題はないのに特定分野の学習が極端に苦手」ということになります。
医学の診断では、「読字障がい」「書字障がい」「算数障がい」となります。
文科省の判断では「読む」「書く」「話す」「聞く」「計算」「推論」に困難が持続的にあることとなります。要するに、目に見えている表面的な状態によって診断や判断がなされるものとなります。
支援者の力量は、目の前の困りごとにいくつ仮説が立てられるかによっても表すことができます。勉強に困難を感じる理由がいくつ思い浮かぶでしょうか。
読み、書き、計算が苦手の他にも「読書経験が少ない」とか「集中力が続かない」もありそうですね。
「手先の不器用さ」「記憶力の低さ」もあるかもしれません。
一口に「記憶」と言っても、覚えるのが苦手なのか、覚え続けるのが苦手なのか、思い出すのが苦手なのか。
考えればキリがありません。
「いじめ」や「不登校」、「先生との折り合いの悪さ」なんてのも理由になりますね。
学習支援は、特性の有無や種類に関係なく、とにかく困っているお子さんに対して行う総合的な支援です。
【執筆者紹介】大内 雅登(おおうち まさと)
LD専門家庭教師Study&Dialog講師/Care-Media Labo主任研究員/(一財)発達支援研究所客員研究員。自身の経験と、支援現場での実践の双方から、対話を基盤とした支援のあり方を探求している。支援を「わかることから」ではなく、「ともに在ること」から捉え直す実践と言葉の発信を続けている。
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