はつけんラボ 発達心理学講義「自閉症を考える」2
第二節 自閉症から見えてくる発達の仕組み
:同型性ということ【ここで話されていることのポイント】
ハンディを持つ子どもたちと出会うことで、自分たちが当たり前と思って見過ごしていること、人の不思議さ、発達の秘密に気づく
自閉症の子たちを中心とした施設にスーパーバイザーとして通うようになったのが自閉の問題との出会い
自閉の子どもたちは意味の分節が異なるのではないかと感じる
「あきる」ことなく砂をサラサラし続ける子どもなど
新生児の共鳴動作 舌だし模倣(意図ない共鳴動作)
生まれつき与えられたこと。
理屈ではなく、
「生まれつき一緒に行動するからだ」が与えられている
これを「同型行動」と名付けた
人は身体をもって生まれ、生まれるのもひとり死ぬのもひとりという本源的な個別性を与えられている
その人が身体として人と出会う
相手の動きが自分に影響する
そこに生まれる本源的な共同性、その一つとしての同型性
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