発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2024.11.21

    支援者こそが障がい者との対話に学ぶ

    支援を必要とする成人の方たちのための学びの場として行われている「みんなの大学校」で後期は「対話と支援」という授業を行っています。 当初は障がい当事者の方たちのみが参加する形でいろいろな授業を展開してき...

  • 2024.11.16

    「笑顔が出てくること」がなぜ支援で大事なのか?

    私は発達障がい児支援のこどもサポート教室に就職される方たちの心理学初任者研修も担当していますが,その中で一貫して強調していることは,「障がい」によって子どもを見るのではなく,「その子の生きている環境」...

  • 2024.11.13

    ディスコミュニケーション論と逆SSTで変わる自閉理解

    今年の後期は駒沢大で「異文化コミュニケーション論」の講義を担当しています。 「異文化」というと,普通はたとえば「日本文化と中国文化」とか,「仏教文化とイスラーム文化」みたいな,いわゆる「文化の違い」と...

  • 2024.10.24

    冤罪と当事者視点とディスコミュニケーション

    自閉と定型の間では,言葉の意味,表情の意味,ふるまいの意味など,お互いのそこに込められた意味が理解できなくて,自分の理解の仕方で受け止めてしまうこと,理解の仕方にズレがあることでコミュニケーションがう...

  • 2024.10.23

    当事者視点からの理解の波:質的心理学会

    10月19日と20日は成城大学で質的心理学会が開かれました。 障がい関係の発表やシンポもたくさん見てきたのですが,障がいを巡るさまざまな困難について理解するときに,健常者や定型発達者の視点でその意味を...

  • 2024.10.12

    自閉的生き方と「ことば」2

    今回考えてみたいのは,たとえば「自閉の子どもは言うことが極端になりやすい」「白黒で判断して中間がない」といったような「特性」,そして自閉系の人には数学とか自然科学系の方が得意な人が多いといった傾向につ...

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