発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2020.09.20

    発達障がい者の特性にあった新しい文化の創造

    先日、研究所のメンバーと当事者研究の綾屋紗月さんと今後の発達支援のあり方について、すこしゆっくり話し合う時間が持ててとても刺激的でした。話し合いながらその流れにしっくりくるものとして私がごく自然に思っ...

  • 2020.08.26

    怒りの理由がわからないのはなぜ?

    子どもが激しく怒っているんだけど、なにを怒っているのかわからず、お手上げになる、というシーンが時々あります。そういう状態を「子どもがパニックになる」という風に表現する場合もしばしばあるように思います。...

  • 2020.06.24

    意味の共有について:主観と客観のはざまに生まれるもの

    ここでは「当事者の視点」にこだわって考えています。発達障がい者には発達障がい者の特性に応じて、そこに影響されたり、あるいはそこを足場にしたものの感じ方、考え方があります。そこを無視した「療育支援」は単...

  • 2019.12.17

    ADHDと文化の違い

    「ADHDの見方の揺れ動き」の続きです。 揺れ動くADHDの捉え方について、文化の違いという観点から見てみましょう。これは実際、今の日本の中でとてもリアルな問題でもあります。また今後もさらにいろんな形...

  • 2019.11.20

    自閉症児の共同制作

     以下、別の場所に書いた文章で、去年東北大で開かれた発達心理学会で、山梨大学の吉井勘人さんの面白いポスター発表を見てきて、その内容を紹介したものです。  発表のタイトルは「自閉スペクトラム症児の言語を...

  • 2019.10.18

    文化としての手話のはなし(2)発達障がいとのつながり

         彼女は手話を学び身につけることでこう感じたのだそうです。口話は彼女にとって無理に身に付けたもので、上に書いたように、聞くときにも話すときにも、それが本当に正解なのかを自分で判断することが出来...

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