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2020.12.11
「当事者」という視点:定型発達当事者と発達障がい当事者
先日、神戸大大学院人間発達環境学研究科主催で 「自閉スペクトラム症と知的障害で「私」の発達は異なるのか?~心理療法と発達研究の視点から~」 というzoomを使ったシンポジウムがあり、参加しました。 こ...
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2020.05.25
言葉と言葉を支えるもの
発達障がいのお子さん、特に知的な遅れを伴うお子さんの困難に気づくきっかけとして多いものの一つは「言葉がなかなか出てこない」というものです。 なぜかと言えば、この世の中を渡っていく時、言葉がないとどうし...
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2019.12.25
生きる理屈
赤木和重さんの本「ユーモア的即興から生まれる表現の創発」を読んで、少し赤木さんとやり取りをさせていただいていて、学びリンクから頼まれた私のインタビューを読んでくださった赤木さんが「(発達障がい者)が生...
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2019.11.03
カナータイプの子とのコミュニケーション(2)物の扱い方を見る
まず最初に私が自閉の子を見るときの一般的な構えから書いてみますね。 一般的な形での子どもへの関わりが難しいカナータイプの子どもと接するときは、私の場合はちょっとまず距離をとってその子のやっていることを...
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2019.09.29
意味と習慣づけ
子どものしつけとか教育、療育など、いわゆる子育てに関係する態度として、大きく言うと二つの方向の強調の仕方があるように思います。 ひとつは「その行動の意味を理解できるように教える」ことを重視...
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2019.08.26
「ちょっかい」としての支援
「相当に」勉強の苦手な中3の男の子たちに数学を教えたことがあります。 どのくらい苦手かというと、「3-5=?」と聞くと、明るく「8!」と答えるくらいにです(笑)。中3でもう受験という年なんですけど……...
所長ブログ
所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。
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