発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2021.07.29

    響き合う心身と響き合いにくい心身(1)

    人はなぜ他者の気持ちを理解できるのでしょうか?逆に言えばなぜ理解できないことがあるのでしょうか? これは哲学的にもずっと大きな問題になってきたことでしょう。だって私の気持ちは私の気持ちで、他の人は直接...

  • 2020.08.17

    当事者が自分の言葉を持ちにくい理由(4)論理的な言葉は自分の言葉に?

    当事者がなぜ自分の言葉でうまく自分を表現しにくいのか、についていくつかの観点からその理由を考えてきましたが、「心の理論」の獲得課程について説明したこと、つまり「自閉症の子は感覚的に理解するのがむつかし...

  • 2019.11.13

    R君の積み木(8)意味の共有の話

     人の心というものを考えるときに、とても大雑把な言い方になりますが、「形」を見る視点と「意味」を見る視点があると思います。  「形」の方は「構造」とか「形式」とか「パターン」など、その心の持ち主も「主...

  • 2019.09.27

    外側からの理解と内側からの理解(2)

    さて、外側からの理解と内側からの理解について、前回は典型的な例として、その人の外側に心理的な物差しを作って(そこでは通常平均値が大事になります)、それとの比較でその人を理解する方法と、もうひとつは痛み...

  • 2019.09.25

    外側からの理解と内側からの理解(1)

         子どもを理解するとき、外側からの理解の仕方と内側からの理解の仕方をとりあえず分けて考えることができます。  外側からの理解というのは、何か基準を外側にもうけて、それを物差しとして子どもを理解...

  • 2019.09.23

    親と子の幸せの折り合い方

    「僕は僕なんだから」で自閉症の青年を育ててこられたお母さんが語られていることから、私は実に多くのことを学ぶ気持ちです。 「僕は僕なんだから」「僕は僕でいいんだよ」と語るお子さんもすごいですが、その言葉...

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