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2025.05.02
感じ方の違いを超える対話的支援
発達障がいでは「感覚の違い」が問題として取り上げられることがあります。 たとえば服のタグが皮膚にこすれる感覚がつらくて仕方ない,周囲の人が平気にしている大きさの音が耐えられないなど,「感覚過敏」と言わ...
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2025.04.25
支援を当事者視点から行うって何のこと?
研究所では当事者視点を大事にした対話的支援を模索し続けています。 理念的にはどういうことなのか,理論的にはどう説明できるのか,ということについてはだいぶ整理されてきて,論文その他でもある程度表現可能に...
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2025.04.23
支援としての趣味の語り合い
お互いにどうやって関係を作っていいのかがむつかしく感じられるとき,そこを乗り越えるコツは意外と単純な事もある,という話です。もちろん「障害者」と「支援者」の関係も同じです。 みんなの大学...
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2025.04.20
R君の積み木(13) 調整する力の育ち
自閉症については,最初カナーによって症例報告が行われてから20年以上,知的な発達もとてもむつかしくて,言葉もなかなか出てこなかったり,また出てきても不思議な言葉遣いだったりするものとして理解されていま...
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2025.04.02
追悼:客員研究員 榊原洋一先生
小児科学者として発達障がい児の支援に関わる研究や臨床に第一人者として最先端で携わられ,また「子どもは未来である」というスローガンのもと,故小林登先生が中心となって設立されたChild Research...
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2025.03.01
自閉当事者には自閉当事者なりの理由がある
東京都市大の横山草介さんが企画者となり,発達心理学会で3月5日に設定されたシンポジウム「身近な他者という異文化と出会う」が開かれます。人と人の出会いの中で,違う文化を持ち,理解しにくい「他者」が見えて...
所長ブログ
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所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。
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