発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2024.10.12

    自閉的生き方と「ことば」1

    このブログで大事にしていることは,発達障がいをその人が生きている場の中で,「当事者視点」から理解する道を探ることです。 「当事者視点」からの理解というとむつかしく感じるかもしれませんが,「その人が抱え...

  • 2024.09.06

    自分を「客観的に見られない」理由

    「アフリカのタンガニーカ湖に,ンゴロンゴロという魚がいるのですが,先日50cmの成魚が吊り上げられて,みんなびっくりしました。」 以前大学の心理学の講義でときどき使っていたネタです。 ところでなんでみ...

  • 2024.08.29

    「なんでこんなことで切れるの?」

    自閉のお子さんを育ててこられたあるお母さんに伺ったエピソードです。 お子さんが幼児の時,アパートの上の階に住んでいらして,外に出る必要があり,お子さんには1階で待っているからと伝えて先に家を出て,階段...

  • 2024.08.27

    当事者視点を踏まえた関係調整としての支援

    発達障がい児の支援と最初に聞くと,「苦手なことを減らす」とか「正しいやり方を教える」といったイメージが強いかもしれません。あるいは「訓練する」みたいな。実際発達障がい児は定型発達の子どもだったらわりと...

  • 2024.07.01

    「定型文化」と「自閉文化」

    図書新聞に「自閉症を語りなおす」の書評を書いてくださった髙木美歩さんと初めてお会いしていろいろお話して,とても刺激的で面白かったのでちょっと書いてみたくなりました。   髙木さん自身,ASD...

  • 2024.06.15

    傷つける悲しみ

    前回の「自閉と定型の『傷つけあい』」では、どちらかというと自閉の方の発言が往々にして定型を傷つけることがあるということについて書きました。 今回はそういう状況が自閉の方にとってはどう感じられているかと...

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