はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

  • 2021.07.30

    響き合う心身と響き合いにくい心身(2)

    さて、前回は定型系と自閉系のコミュニケーションの中で、相手の感情理解をめぐってディスコミュニケーション状態が発生し、関係がおかしくなってしまうという例を考えてみました。そして相手の人の感情がぴんと来...

  • 2020.10.14

    言葉を成り立たせるものについての最近の議論

    ことばというのは「あるもの」が「べつのもの」を表す、という「記号的な関係」によって成り立つ、というのはソシュールに始まる近代言語学の基本的な考え方になります。 たしかに出来上がった言葉はそのような形を...

  • 2020.07.01

    リアルとバーチャルの関係(3)言葉とお金、そして社会

    さて、人間以外の動物の場合は、そんな風に記憶イメージの形で自分の中にその場にないバーチャルなものを生み出す力が発達したとしても、そのイメージはあくまで自分の中で作られるものですから、仲間の動物と共有す...

  • 2019.12.13

    自己コントロールの話(2)言葉によるコントロール

    自己コントロールの話(1)では、フロイトの議論を引き合いに出しながら、自己コントロールの力が個人の中で作られるというより、人との関係の中で生まれる葛藤をベースに育っていくとみた方がよい、ということを書...

  • 2019.10.11

    当事者による療育支援の意義

         「自閉の子が言語的コミュニケーションを獲得する瞬間」(1)(2)では、それまで大人の働きかけを拒絶していた自閉症の4歳のA君が、大人の言葉による指示を理解し、それに応じてくれるようになったプ...

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