はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

  • 2021.05.01

    薬の働き、ことばの働き

    相手の人に何かをしてほしいときや、その逆に何かをしてほしくないとき、私たちはどんなふうに相手の人に働きかけるでしょうか? たとえば相手の人の近くにある机の上の書類を取ってほしいとき、「すいません、その...

  • 2021.02.24

    「期待の調整」が大事な理由:要求水準の話

    心理学の古典的な概念で「要求水準」という言葉があります。 たとえば次のテストで実際には何点取れるだろうか、と考えたとき、Aさんは前の点数より10点高い成績を考えるかもしれません。またBさんは同じくらい...

  • 2020.06.28

    ピアジェとリズム(3)リズムの調整の問題

    前々回、前回と、ピアジェの知能の発達に関する議論の中で、リズムということがその前提になるものとしてとても重視されているということを説明してみました。   ピアジェについては前回の二番目の注の...

  • 2020.06.26

    ピアジェとリズム(1)体の進化と思考の発達

    前回は生き物の一種として、人が生きていくうえでリズムがとても大事だということ、リズムを合わせるということはコミュニケーションの土台でもあり、人と人の協働にも大事な意味を持っていること、言ってみれば生命...

  • 2020.06.06

    脳の問題なのか、心理の問題なのか

     発達障がいは脳の特性による、ということになっています。  発達障害者支援法第二条にもこうあります。「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳...

  • 2019.10.11

    当事者による療育支援の意義

         「自閉の子が言語的コミュニケーションを獲得する瞬間」(1)(2)では、それまで大人の働きかけを拒絶していた自閉症の4歳のA君が、大人の言葉による指示を理解し、それに応じてくれるようになったプ...

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