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2024.04.08
「カサンドラ現象」論
「自閉症を語りなおす:当事者・支援者・研究者の対話」(新曜社)を読んで、図書新聞に書評を書いてくださった立命館大学の髙木美歩さんから、一昨年出版された本にお書きになった「「カサンドラ現象」論――それぞ...
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2024.03.23
「嘘をつく」理由:それ本当に「嘘」なの?
発達障がい児の支援について、事例検討をするとき、時々その子が「嘘をつく」ということが問題として挙げられることがあります。 「嘘」というのは、ある程度正確に定義しようとすれば、およそこんな...
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2024.03.18
自閉の子の絵に感じるもうひとつの世界
先日、ある自閉症の女の子の絵画制作に関する支援をテーマに、事例研究会をやったのですが、彼女の絵を味わうことを通してその子の自閉的な特徴をもった世界にだいぶ近づけた気がしてとても面白かったです。 どん...
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2024.03.11
発達心理学会で感じた変化
先週は発達心理学会があり、久しぶりにフルに参加してきました。 日本の心理学関係では一番大きな学会の一つですが、今年の大会委員長は研究所の客員研究員の高橋登さん、特別講演はやはり客員研究員の麻生武さんと...
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2024.02.25
落語の「間」と関係調整
発達障がいもそうですが、いわゆる障がい者が苦労するのは、周りの人と「違う」からです。「違う」から理解されない。誤解される。だから「そうじゃない」と言ってもまたそれが理解されない。そして「あなたがおかし...
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2024.02.16
支援のミソは「葛藤の調整」。向かう先は「幸福」。
支援とは何か、というのは、結局シンプルなことなんだろうなと思います。 発達障がいを含めて、障がいが困難をもたらすのは「障がい者」の心身の状態が、周囲の状況とうまくかみ合わないからです。 ...
所長ブログ
所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。
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