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2021.12.17
「自分も相手も同じ人間」という理解が生まれるとき
客員研究員をしてくださっている麻生武さんが,ミネルヴァ書房から「兄と弟の3歳:仲間の世界へ」を出版されました。 麻生さんは自分のお二人のお子さんについて,見たものはすべて記録しておこうというくらいの勢...
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2020.11.05
感覚がズレると理解は大変
私たちは人と話をするとき、そこに見えているもの、感覚しているものは「同じ」だと、特に改めて考えるまでもなく、当たり前の前提にしていると思います。 昔、奈良女子大学の心理学教室で麻生武さんと働いていた時...
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2020.06.28
ピアジェとリズム(3)リズムの調整の問題
前々回、前回と、ピアジェの知能の発達に関する議論の中で、リズムということがその前提になるものとしてとても重視されているということを説明してみました。 ピアジェについては前回の二番目の注の...
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2020.06.03
主客交替とスキャフォールディング:ご質問に答えて
前回のブログについて、ある通所支援事業所の指導員の方から以下のような質問をいただきました。かなり重要なポイントについての内容でもあり、ご紹介して簡単にお答えをします。 ================...
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2020.06.01
カメは自分の甲羅を見られない
youtubeでウミガメが泳ぐところを上から写した動画を見ていて、「このカメは一生自分の甲羅を見られないんだなあ」ということをいまさらのようにしみじみ思いました。 人も同じですね。後ろに目がついて...
所長ブログ
所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。
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