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2019.10.17
文化としての手話のはなし(1)母語としての手話
聴覚障がいの方には手話を使う方が多くいらっしゃいます。今はテレビでも小さなわくの中に手話通訳者が写ることもありますし、NHKではそういう聴覚障がい者のためのニュース番組もあります。 そういう風に、今で...
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2019.10.01
ディスコミュニケーション(1)武士と町人
発達障がい児・者が抱える困難を、「その人のせい」と考えるのではなく、その人が生まれながらに持つ特性と、定型発達者が持つ特性の間にうまく調整関係が作られないために生じるもの、という観点から考えよ...
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2019.09.29
意味と習慣づけ
子どものしつけとか教育、療育など、いわゆる子育てに関係する態度として、大きく言うと二つの方向の強調の仕方があるように思います。 ひとつは「その行動の意味を理解できるように教える」ことを重視...
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2019.09.21
サン族の人の自閉症児の見方
もうずいぶん前になります。ある文化人類学の研究者のAさんと飲みに行ったときに教えていただいた話です。 その方はアフリカをフィールド(調査地)としてずっと通われている方で、アフリカ南部の狩猟採集民サン(...
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2019.09.15
言うことを聞かない子
子育てをしていると、子どもが言うことを聞かなくて困ってしまうことが良くあります。 原因は様々ですし、一つとも限りません。発達段階によっても意味が異なりますし、子どもの性格や親の性格もありま...
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2019.09.04
遊びか訓練か(1)
療育にとって、子どもと一緒に楽しむ関係が基本なので遊ぶことが大事なのか、それともこの世の中で生きていく力を少しでも伸ばすことが大事なのだから、多少苦しくても訓練を行うことが大事なのか、というこ...
所長ブログ
所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。
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