発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2022.12.15

    発達障がい児事業所の役割を社会学的に考えてみる

    先日暴漢に襲われた社会学者の宮台さんが襲撃される直前にたまたま「【宮台真司が語るテロの構造】トマス・ホッブズから考える自力救済と暴力/テロの根源にある「自己中心的な考え」/お祭りと日本社会/「会社が楽...

  • 2022.11.29

    「こだわり行動」はなぜ矯正される?

    自閉的な子どもでしばしばみられるふるまいに「こだわり行動」と呼ばれるものがあります。たとえば散歩に行く道が決まっていて,そこから外れるとパニックになる。積み木をひたすら一直線に並べ,じっとならべるだけ...

  • 2022.11.21

    自閉の人の気持ちが理解できる

    今年は駒沢大で「異文化コミュニケーション論」の講義を担当して,社会学専攻の学生さんたちに「異質なもの同士の相互理解」について話をしているのですが,そこで「障がいを文化の問題として考える」という話を一回...

  • 2022.11.18

    事例研修で最近思うこと:改めて 当事者視点に迫る

    私の場合,事例研修などで年間数十件程度の事例を議論する機会があるのですが,当事者の方たちとの比較的突っ込んだ対話などを積み重ね,「当事者視点を踏まえた支援」という考え方を深めていく中で,だんだんと自分...

  • 2022.11.01

    共に生きること,リズムを共有すること

    発達障がい児支援や障がい者の就労支援の事業所を対象とした事例研修を行っていて,ますます思うことは,共生のための支援というのは決して「できないことをできるようにする」話ではないんだということです。 もち...

  • 2022.08.20

    支援者と当事者の語り合いの場:「障がい者支援論」講義完結

    みんなの大学校で前期に担当していた「障がい者支援論」の講義15回が17日に無事終了しました。 この講義では,まず「障がい」というものがどういう目で見られてきたのか,ということの変化について,自閉症を例...

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