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2020.08.16
当事者が自分の言葉を持ちにくい理由(2)感覚と言葉のずれ
当事者が自分の言葉を持ちにくい理由(1)では、「心の理論」関連の研究を例にしながら二つの事を説明しました。 一つは発達のルートは一つではなく、同じことができるようになるためにも、いろんな出来方があるん...
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2020.06.13
痛みの自覚と当事者のかかわりの重要性
もう23年も前に出たのですが、「物語を生きる子どもたち:自閉症児の心理療法」という山上雅子さんの本を読んだことがあります。 その中で当時もとても心に残り、その後も折に触れてその意味を考えるようになった...
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2020.02.25
活躍後の発達障がい
「中年のひきこもり『1000万』でも危険な理由」という記事がありました。現在深刻な中年のひきこもりは、最初から就職も結婚もせずに家でとじこもる、といったパターンではなく、年収1000万円プレイヤーなど...
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2020.02.15
当事者研究のはなし 2
綾屋さんの分科会の後半の話です。依存症の当事者の女性三人の当事者研究の具体的な内容がご本人の話を含めて紹介されました。 個別の内容についてはプライバシーの問題もあるので、パワポ資料からも外されています...
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2020.02.15
当事者研究のはなし 1
引地達也客員研究員(シャローム大学学長、福祉教育支援協会)さん達が運営した、文科省主催の「共に学び、生きる共生社会コンファレンス」に参加してきました。 目的は分科会の一つで当事者研究の綾屋紗月さんがコ...
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2020.01.27
「表面的な理解」?
自閉系の方のコミュニケーションの特徴にこんなことが言われることがよくあります。 「言葉の意味をきちんと理解していなかったり、文字通りの解釈をしてしまう。」 「言葉の裏の意味が分からない。」 「人の気持...
所長ブログ
所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。
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