発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2021.04.02

    発達障がい者が否定的にみられやすい理由(2)「同じ」と「違う」の混乱

    前回は生物進化の過程で人間は「相手と同じ世界を共有する似たような主体同士」として相手を理解し、およその意味を共有し合えるツールとしての言葉を使ってコミュニケートするようになっていくことと、その力を前提...

  • 2021.03.31

    受動的障がい者像から能動的障がい者像へ

    このブログでは、発達障がい児・者が抱える困難を、定型基準との特性から生まれるズレがうまく調整されないことから生じるもの、という観点で理解を進めてきています。   この時、今までの発達障がいへ...

  • 2021.02.11

    これからの社会変化と発達障がい

    今だけを見ていては、将来の社会を作っていく子どもたちに必要な支援を提供できない、と思っていますが、その理由は主に二つあると思います。 まず第一に今は世界の激変期に入っているので、これまでの生活スタイル...

  • 2021.01.26

    因果関係の二つの考え方

    さて「この困難はだれのせい?」の続きです。 困難の原因を何かに求める(原因帰属)、という話を前回しましたが、実はこの「原因」の考え方にかなり性質の違う二つのパターンがあります。 ひとつは前回考えたよう...

  • 2020.12.10

    マニュアルを超える

    東京の古本屋街、神保町で唯一の子どもの本専門店でブックハウスカフェという書店+カフェがあります。私は今まで知らなかったのですが、HPを拝見するととてもおしゃれで、心なごみそうなお店で、本を読む子どもの...

  • 2020.11.08

    ネットの怖さについて

    これまでネットを使ったさまざまなコミュニケーションや遠隔支援について、ポジティヴな可能性を考えてきましたが、当然ものごとには裏表があり、危険な面もいろいろあります。 私がその危険な面で最も衝撃を受けた...

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