はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

  • 2021.05.01

    薬の働き、ことばの働き

    相手の人に何かをしてほしいときや、その逆に何かをしてほしくないとき、私たちはどんなふうに相手の人に働きかけるでしょうか? たとえば相手の人の近くにある机の上の書類を取ってほしいとき、「すいません、その...

  • 2020.09.26

    「私には感情がない」と言う人がいるのはなぜ?

    今までも繰り返し手を変え品を変えて同じようなことを書き続けていますが、今回はあるアスペルガーの人が、「自分には感情がない」と言われていたというのを聞いたことがあるのですが、なぜそういうことが起こるのか...

  • 2020.08.16

    当事者が自分の言葉を持ちにくい理由(2)感覚と言葉のずれ

    当事者が自分の言葉を持ちにくい理由(1)では、「心の理論」関連の研究を例にしながら二つの事を説明しました。 一つは発達のルートは一つではなく、同じことができるようになるためにも、いろんな出来方があるん...

  • 2020.07.01

    リアルとバーチャルの関係(3)言葉とお金、そして社会

    さて、人間以外の動物の場合は、そんな風に記憶イメージの形で自分の中にその場にないバーチャルなものを生み出す力が発達したとしても、そのイメージはあくまで自分の中で作られるものですから、仲間の動物と共有す...

  • 2020.06.24

    意味の共有について:主観と客観のはざまに生まれるもの

    ここでは「当事者の視点」にこだわって考えています。発達障がい者には発達障がい者の特性に応じて、そこに影響されたり、あるいはそこを足場にしたものの感じ方、考え方があります。そこを無視した「療育支援」は単...

  • 2020.05.25

    言葉と言葉を支えるもの

     発達障がいのお子さん、特に知的な遅れを伴うお子さんの困難に気づくきっかけとして多いものの一つは「言葉がなかなか出てこない」というものです。    なぜかと言えば、この世の中を渡っていく時、言葉がない...

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