発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2021.07.31

    響き合う心身と響き合いにくい心身(3)

    前回は「他者感情理解」というのが、響き合う心身の仕組みを生まれながらに持った人同士が、一方の人の感情表出を刺激として同じような感情状態になり、その状態をベースにその感情が引き起こされた原因として相手を...

  • 2021.07.30

    響き合う心身と響き合いにくい心身(2)

    さて、前回は定型系と自閉系のコミュニケーションの中で、相手の感情理解をめぐってディスコミュニケーション状態が発生し、関係がおかしくなってしまうという例を考えてみました。そして相手の人の感情がぴんと来...

  • 2021.07.29

    響き合う心身と響き合いにくい心身(1)

    人はなぜ他者の気持ちを理解できるのでしょうか?逆に言えばなぜ理解できないことがあるのでしょうか? これは哲学的にもずっと大きな問題になってきたことでしょう。だって私の気持ちは私の気持ちで、他の人は直接...

  • 2021.07.23

    コンピューターの物語と人間の物語、そして「障がい特性」

    以下の議論の目的は「「知的障がい者」という特性や「自閉傾向」など発達障がいの特性からくるその特性に基づく「物語」を、「定型」という特性による「物語」に一方的に従属させることがおかしい理由」を考えること...

  • 2021.07.19

    療育支援=居場所という宝物の提供

    昨日緘黙のことについて書いたことからも改めて思ったのですが、だれにとっても居場所ってやっぱり大事ですね。自分が安心できる場所。自分が無理せずに自分でいられる場所。 裏返して言うと、危険を避けられる場所...

  • 2021.07.18

    緘黙が持つ大事な意味

    先日の事例検討でちょうど緘黙のお子さんについてやったので興味を持ったんですが、印南敦史さんという方が「人前で話すのが苦手」なのは生物学的に「しょうがない」ということを、「生物学的にしょうがない!」とい...

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