発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2020.08.17

    当事者が自分の言葉を持ちにくい理由(3)言葉は借り物ということ

    「当事者が自分の言葉を持ちにくい理由」の三回目です。 ここまでの簡単なおさらいから始めましょう。 1回目では「心の理論」の発達の仕方を例に、定型発達者と発達障がい者(この場合自閉系の子)では、同じよう...

  • 2020.08.15

    当事者が自分の言葉を持ちにくい理由(1)まずは心の理論から

    これから書こうとしているのは、公開講座の当事者インタビューから考えたことです。発達障がいの特性を持つ方は、自分の感じていることや経験をうまく言葉にすることがむつかしいことがあるようです。つまり、相手に...

  • 2020.08.05

    発達障がい者は本当に困っている?

    今実施中のWEB公開講座「これからの発達障がい支援を考える2」第二回「当事者が語る発達支援:当事者の視点から考えるこれからの支援のあり方」(※)では、4名のアスペルガー&ADHD当事者の方にインタビュ...

  • 2020.06.24

    意味の共有について:主観と客観のはざまに生まれるもの

    ここでは「当事者の視点」にこだわって考えています。発達障がい者には発達障がい者の特性に応じて、そこに影響されたり、あるいはそこを足場にしたものの感じ方、考え方があります。そこを無視した「療育支援」は単...

  • 2020.06.13

    痛みの自覚と当事者のかかわりの重要性

    もう23年も前に出たのですが、「物語を生きる子どもたち:自閉症児の心理療法」という山上雅子さんの本を読んだことがあります。 その中で当時もとても心に残り、その後も折に触れてその意味を考えるようになった...

  • 2019.10.14

    保護者の思いをつなぐ

    「障がい」というのは、「健常」とか「定型」と対比されて定義されるように、その世の中で平均的に通用しているやり方や理解の仕方では力が及ばないために、特別の理解や対応が必要である、ということで「障がい」と...

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