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2020.08.20
「気持ちを言葉にすると否定される」(大内さんコメント)
「切れる」のはなぜ?:「理由」をめぐるすれ違いに大内さんからコメントをいただきました。説明のために言葉を補足した部分[ ]と読みやすさを考えて段落に間をあけた部分がありますが、あとはそのままご紹介しま...
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2020.08.19
「切れる」のはなぜ?:「理由」をめぐるすれ違い
「当事者が自分の言葉を持ちにくい理由」を読んだ、アスペルガー当事者の療育支援スタッフの大内雅登さんからご意見をいただいて少しやりとりをして、面白いことがわかってきたように思うので、少し書いてみます。 ...
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2020.08.18
子どもが「悪いこと」をしたとき:誰の責任?
大人の目から見て、「やってはいけないこと」を子どもがしたとき、どうするでしょうか。たとえばおしっこを漏らしてしまったとき。 大きく言えば二つの方向がありそうです。ひとつは「だめでしょう!」としかる。と...
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2020.08.17
当事者が自分の言葉を持ちにくい理由(4)論理的な言葉は自分の言葉に?
当事者がなぜ自分の言葉でうまく自分を表現しにくいのか、についていくつかの観点からその理由を考えてきましたが、「心の理論」の獲得課程について説明したこと、つまり「自閉症の子は感覚的に理解するのがむつかし...
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2020.08.17
当事者が自分の言葉を持ちにくい理由(3)言葉は借り物ということ
「当事者が自分の言葉を持ちにくい理由」の三回目です。 ここまでの簡単なおさらいから始めましょう。 1回目では「心の理論」の発達の仕方を例に、定型発達者と発達障がい者(この場合自閉系の子)では、同じよう...
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2020.08.16
当事者が自分の言葉を持ちにくい理由(2)感覚と言葉のずれ
当事者が自分の言葉を持ちにくい理由(1)では、「心の理論」関連の研究を例にしながら二つの事を説明しました。 一つは発達のルートは一つではなく、同じことができるようになるためにも、いろんな出来方があるん...
所長ブログ
所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。
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