発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2021.03.04

    逆SST(SST-R)の動画、つくっちゃいました。

    SSTで発達障がい児・者が定型世界に適応する努力をするだけではなく、定型も発達障がい者の世界に少しでも近づいていこう。   「当事者の視点を踏まえた支援」を大事にしようとしている研究所の新し...

  • 2021.02.24

    「期待の調整」が大事な理由:要求水準の話

    心理学の古典的な概念で「要求水準」という言葉があります。 たとえば次のテストで実際には何点取れるだろうか、と考えたとき、Aさんは前の点数より10点高い成績を考えるかもしれません。またBさんは同じくらい...

  • 2021.02.11

    これからの社会変化と発達障がい

    今だけを見ていては、将来の社会を作っていく子どもたちに必要な支援を提供できない、と思っていますが、その理由は主に二つあると思います。 まず第一に今は世界の激変期に入っているので、これまでの生活スタイル...

  • 2021.01.30

    障がいを集団のレベルで考える

    前回の「障がいには意味がある?」では、最後のところで多様性を持った集団の方が、環境の変化に対応する多くの可能性を持っているために、有利になるという考え方について書きました。発達障がいについてもそういう...

  • 2021.01.29

    「障がい」には意味がある?

    ナショナルジオグラフィック日本版に面白いインタビューが載っています。「研究室に行ってみた。東京大学 色覚の進化 河村正二」の、今回取り上げたいのは第6回「「正常色覚」が本当に有利なのか」です。 色覚...

  • 2021.01.26

    因果関係の二つの考え方

    さて「この困難はだれのせい?」の続きです。 困難の原因を何かに求める(原因帰属)、という話を前回しましたが、実はこの「原因」の考え方にかなり性質の違う二つのパターンがあります。 ひとつは前回考えたよう...

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