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2021.03.13
発達障がい者が傷を受けやすい理由
今回は少しくらいお話になりそうです。お化けが出てきます(笑) まずは明るい話から。私は将棋の藤井聡太さんの「生き方」にとても興味を持っています。巷では彼について「人格者」だというような評...
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2021.03.08
「栄光浴」という心理的仕組みと定型=自閉系の感覚のズレ
アスペルガー系の方が比較的獲得しやすい人生観に、「人は自分一人の力で生きていくしかない」という覚悟のようなものがあると感じています。 もともと「自分の視点」に注意が集中する傾向があって、なにしろ自分の...
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2021.03.04
逆SST(SST-R)の動画、つくっちゃいました。
SSTで発達障がい児・者が定型世界に適応する努力をするだけではなく、定型も発達障がい者の世界に少しでも近づいていこう。 「当事者の視点を踏まえた支援」を大事にしようとしている研究所の新し...
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2021.02.24
「期待の調整」が大事な理由:要求水準の話
心理学の古典的な概念で「要求水準」という言葉があります。 たとえば次のテストで実際には何点取れるだろうか、と考えたとき、Aさんは前の点数より10点高い成績を考えるかもしれません。またBさんは同じくらい...
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2021.02.11
これからの社会変化と発達障がい
今だけを見ていては、将来の社会を作っていく子どもたちに必要な支援を提供できない、と思っていますが、その理由は主に二つあると思います。 まず第一に今は世界の激変期に入っているので、これまでの生活スタイル...
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2021.01.30
障がいを集団のレベルで考える
前回の「障がいには意味がある?」では、最後のところで多様性を持った集団の方が、環境の変化に対応する多くの可能性を持っているために、有利になるという考え方について書きました。発達障がいについてもそういう...
所長ブログ
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所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。
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