発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2019.11.28

    グループによる事例の質的な分析法

    事例研修のやり方についてはいろいろなパターンがあるだろうと思います。 たとえば「専門家」を講師として呼んで、スタッフが発表する事例についてコメントをもらう、というやり方もあるでしょうし、特に、専門家...

  • 2019.11.24

    ディスコミュニケーション(3)裁判官と心理学者

    私はこれまで心理学のかなりいろいろなテーマでの研究をしてきましたが、それらに共通するポイント、背景となる視点は何かというと、つまるところ「お互い理解が困難なもの同士、どうやって一緒に生きていけるのか?...

  • 2019.11.22

    ADHDの不注意とのつきあい方

    ADHDの日本語訳は注意欠陥多動性障がいですが、特に注意欠陥の方は私も多分にそういうおっちょこちょいの傾向があるなあと思うので、他人事でないところがあります。 例えばサッシのカギを閉めたと思っていたら...

  • 2019.11.20

    自閉症児の共同制作

     以下、別の場所に書いた文章で、去年東北大で開かれた発達心理学会で、山梨大学の吉井勘人さんの面白いポスター発表を見てきて、その内容を紹介したものです。  発表のタイトルは「自閉スペクトラム症児の言語を...

  • 2019.11.18

    R君の積み木(10) 共有の仕方の特徴

    これで三回連続ですが、今の展開は私にとって自閉の子のコミュニケーションの発達を考える上でたいへん意味のあることに感じられるので、書いておきたいと思います。 前回、先生が積み木で家の形を作っち見せたら、...

  • 2019.11.15

    R君の積み木(9)大人の働きかけを組み込む

    R君の積み木遊びに新たな面白い展開が見えてきています。大人の人の関りを取り込んで遊び始めているのです。 最初はR君が何をやっているのかわからなくて、どうかかわっていいのか、どこでR君と遊びを共有できる...

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