発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2020.01.17

    受容と従属

    発達障がい児の支援の時にまず大事なことは「居場所」が確保されることだと私は思っています。 繰り返し話しているように、発達障がいの特性によって、周囲から否定的に見られたり扱われたりし続けることで、深く傷...

  • 2019.12.04

    「奇声」でつながる

    発達障がいの子どもにしばしばみられる行動として「奇声を発する」と表現されているものがあります。 「キー!」といった金切り声など、「意味が分からない声」を発したり、繰り返したりするような場合にそういう表...

  • 2019.11.20

    自閉症児の共同制作

     以下、別の場所に書いた文章で、去年東北大で開かれた発達心理学会で、山梨大学の吉井勘人さんの面白いポスター発表を見てきて、その内容を紹介したものです。  発表のタイトルは「自閉スペクトラム症児の言語を...

  • 2019.11.18

    R君の積み木(10) 共有の仕方の特徴

    これで三回連続ですが、今の展開は私にとって自閉の子のコミュニケーションの発達を考える上でたいへん意味のあることに感じられるので、書いておきたいと思います。 前回、先生が積み木で家の形を作っち見せたら、...

  • 2019.11.15

    R君の積み木(9)大人の働きかけを組み込む

    R君の積み木遊びに新たな面白い展開が見えてきています。大人の人の関りを取り込んで遊び始めているのです。 最初はR君が何をやっているのかわからなくて、どうかかわっていいのか、どこでR君と遊びを共有できる...

  • 2019.11.03

    カナータイプの子とのコミュニケーション(2)物の扱い方を見る

    まず最初に私が自閉の子を見るときの一般的な構えから書いてみますね。 一般的な形での子どもへの関わりが難しいカナータイプの子どもと接するときは、私の場合はちょっとまず距離をとってその子のやっていることを...

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