発達支援交流サイト はつけんラボ

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はつけんラボ(研究所)

所長ブログ

  • 所長ブログでは、発達障がいをできるだけ日常の体験に近いところからあまり専門用語を使わないで改めて考え直す、というスタンスで、いろんな角度から考えてみたいと思います。「障がいという条件を抱えて周囲の人々と共に生きる」とはどういうことか、その視点から見て「支援」とは何なのかをじっくり考えてみたいと思います。

    ブログ総目次(リンク)はこちらからご覧いただけます。

  • 2021.10.04

    奇声はコミュニケーションのことば

    以前、「奇声でつながる」というブログを書いたことがあり、今も人気記事のトップなのですが、最近もまた「奇声」について思うことがありました。   「奇声」というネーミング自体、「奇妙な声」ですよ...

  • 2021.04.30

    認知言語学の視点と「当事者の視点」

    ことばとは何か、ことばの発達を支援するとはどういうことか、ということを考えることはとても重要で、たくさんの研究が、たくさんの視点に基づいて長年続いています。その研究の発展のプロセスに終わりはありません...

  • 2020.11.26

    意味がやりとりの中で作られる話

    子どもが言葉を覚えていく過程について、古い考え方だと、まず「意味」があって、それに「音」というラベルを付けられるようになることだ、という話になります。実際の療育でもそういう言葉の理解で「意味」に「音」...

  • 2020.11.20

    孤立した二つの世界をつなぐもの

    このところ重度身障者の岩村和斗さんとの間で、パソコンを通してコミュニケーションが開かれていく話を何度か書いてきました(重度身障者の言語発達、発達の道筋はひとつではない、重度身体障がいの方への講義)。 ...

  • 2020.10.14

    言葉を成り立たせるものについての最近の議論

    ことばというのは「あるもの」が「べつのもの」を表す、という「記号的な関係」によって成り立つ、というのはソシュールに始まる近代言語学の基本的な考え方になります。 たしかに出来上がった言葉はそのような形を...

  • 2020.09.30

    R君の積み木(11)言葉を準備する自他関係の成長

    カナータイプの自閉症の成長過程を見てきた「R君の積み木」シリーズは昨年11月18日に10回目を書いてから気づいてみると10か月余りがたっていました。4歳1ヶ月になったR君を担当している石黒先生にその後...

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